IPアドレスを知られたくない、IPアドレスを隠したい、様々な理由からそう願う方は少なくありません。
IPアドレスというのはプライバシーにも直結しますからIPアドレスを隠すという行為は何も悪いことではありません。
しかしIPアドレスを隠すためには正しい方法を選択する必要があります。
タップできる目次
IPアドレスから個人を特定されるケース
IPアドレスはインターネット上の住所のようなものです。
インターネットに絡んだ犯罪で検挙される人が後を断ちませんが、ほとんどのケースで警察はIPアドレスから犯人を割り出しています。
インターネット上で活動すれば必ずIPアドレスがどこかに記録されます。IPアドレスが分かれば国や地域など、ある程度の範囲まで絞ることができます。そこから個人を特定する場合、個人情報保護法が壁となるため通常は裁判所の情報開示命令が必要です。
IPアドレスから個人が特定されるケースでは概ね次のようなことが原因です。
特定される原因
- IPアドレスを隠す対策を一切とっていない
- 無料のVPNサービスを利用した
- オープンプロキシを利用した
多くの方が無料のVPNサービスやオープンプロキシでIPアドレスを隠すことができると過信しています。
無料のVPNサービスやオープンプロキシはあなたのプライバシーを守ったりIPアドレスを隠すために運用されているわけはありません。ですから警察から問い合わせがあれば接続ログを提供します。
そのログがあれば裁判所の情報開示命令でISP(プロバイダ)の通信履歴から個人が特定されます。
また、無料のVPNサービスやオープンプロキシは通信内容を盗聴するために設置されている事が多いので、無料だからという理由で利用するのは危険ですからやめましょう。
匿名VPNでIPアドレスを隠す
IPアドレスを隠すために有効な手段は優良なVPNサービスを利用することです。
vpncafeでは特に匿名性の高いVPNサービスをご紹介していますが、中でも人気があるのはNordVPN です。
匿名VPNとは?どうしてIPアドレスを隠せるのか?
VPNを使うとあなたのPC(スマホ)とVPNサーバーの間で暗号化された仮想回線がつくられます。この仮想回線を通ってインターネットに接続するとあなたのIPアドレスはVPNサーバーのIPアドレスに変換されます。
つまり、あなたの本当のIPアドレスは誰にも知られることはありません。
もしも警察からの問い合わせや裁判所からの命令があってもVPNサービス事業社は通信履歴の開示に応じないか、応じたとしても開示する情報には個人を特定できる情報は含まれていません。
「匿名VPNのノーログポリシーは信用できるか」でご紹介しているように捜査機関からの命令があっても決して個人情報を明かす事はありません。
匿名VPNはこのような方におすすめです
個人を特定されると困る
ジャーナリストなど通信記録から個人を特定されて困る方にはVPNサービスが適しています。
特に海外ではジャーナリストや活動家が匿名VPNを利用します。というのも、個人を特定されると身に危険が迫るためです。そのような方は匿名VPNで身を守ります。
日本国内の方でもIPアドレスを隠してインターネット上で活動したい方はVPNサービスの利用がおすすめです。
ファイル共有ソフトを使いたい方
TorrentやShare、そしてWinnyをはじめとするファイル共有ソフトを利用する方にもVPNはおすすめです。
VPNを使うとISPはあなたのインターネット上の行動がまったく分からなくなります。
そのためファイル共有ソフトの利用を禁止したり通信速度を遅くする、そういった対策ができなくなります。
海外から接続しているように見せたい
VPNを使うと日本国内にいながら韓国やアメリカ、イスラエルやロシアなど世界中のさまざまな国を自由に選んで接続元を偽ることができます。
接続元の国を偽ることのメリットは、その国でしか提供しないサービスを利用したい場合です。
たとえばNetflixのような動画配信サービスであったり、金融機関などです。特定の国からでないと接続できないようなサービスへアクセスするためにVPNサービスを利用している方はたくさんいらっしゃいます。
海外から日本のNetflixを視聴したいという要望が最近多いです。日本のNetflixを視聴する場合はNordVPNが安定して視聴できるため人気があります。
まとめ
VPNはTorrentを安心して使いたい方、IPアドレスを知られたくない方、匿名性を確保してインターネット上で活動したい方におすすめです。
そのためには信頼できる優良なVPNサービスを選択することが重要です。vpncafeが自信を持っておすすめできるVPNサービスについては以下の記事をご覧ください。