無料で使えるおすすめのVPN 7選|無料VPNのメリットとデメリットも解説

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VPNサービスには無料のものと有料のものがあります。この記事では無料サービスと有料サービスの違い、無料サービスを利用する際の注意点についてお話したいと思います。

無料のおすすめVPNサービスもご紹介しているので、無料サービスを探している方は参考にしてみてください。

無料のVPNサービスとは

無料サービスには2種類あります。

  1. 完全に無料
  2. 制限付き無料

これらの違いを簡単にご説明します。

完全に無料で利用できるVPNサービスはお得?

完全に無料のサービスはとても魅力的に思えますが、使用は控えた方が良いでしょう。VPNサービスを運営するためにはサーバー維持費が必要なため、企業や団体からのバックアップがない限り無料でサービスを継続することができません。

では企業や団体などからのバックアップがない無料VPNサービスがどのように利益を得ているのかというと、多くの無料BPNは不要な広告を表示したり通信内容を販売するなどして利益を得ています。

事実、GooglePlayストアでダウンロードできる無料VPNアプリの40%以上が個人情報を漏洩しているという報告があります。これがどれだけ危険なのか、想像すれば分かるでしょう。

そのため、完全に無料で利用できるVPNサービスは使用を控えた方が良いでしょう。

制限付きの無料VPNサービスとは?

制限付きの無料VPNサービスとは、通信速度や通信量、利用できるロケーション(VPNサーバー)に制限があるものの、料金を支払えば制限が解除されるというサービスです。

制限付きの無料VPNサービスは次のような方におすすめです。

  • 一時的にVPNを使いたい
  • 通信速度は遅くても良い
  • データ通信量が少ない
  • BitTorrentは使わない
  • 動画視聴(Netflixなど)をしない
  • 匿名性を求めない

これらの条件にマッチする方であれば無料のVPNサービスをお得に利用できるでしょう。

無料VPN利用するメリットとデメリット

無料VPNのメリット

利用料金が無料というのは魅力的です。今日だけ、もしくは1週間だけVPNを使いたいという場合にお金を支払うのは嫌でしょう。

ですから利用頻度の低いライトユーザーであれば無料VPNがおすすめです(この後、おすすめVPNをご紹介します)。

しかしBitTorrentで高速にファイル交換したい、動画視聴に使いたい、普段からネットをたくさん使うという方には無料のVPNは向かないかも知れません。

無料VPNのデメリット

無料のVPNには何らかの制限があります。通信速度やデータ通信量に制限を設けていることが多く、ロケーション(VPNサーバーの設置国)も少ない場合が多いです。

また、データ収集をおこなっているサービスもあるので利用規約を必ず確認してください。

無料サービスを利用する場合はこれらのデメリットを受け入れる必要があります。そして、これらの制限を解除するには有料版にアップグレードする必要があります。

無料で利用できるおすすめのVPNサービス

それではvpncafeがおすすめする無料のVPNサービスをご紹介します。プライバシー侵害などの危険性があるVPNサービスは除外しています。

1:ProtonVPN Free

公式サイト:https://protonvpn.com

ProtonVPNはスイスで運営されておりプライバシー面で有利です。ただしProtonMailと同様に裁判所からの命令があればIPアドレスなどの利用者情報が提供されます。

データ通信量に制限がない点は素晴らしいのですが、通信速度が制限される場合があります。また、ストリーミング制限があるため海外から日本のNetflixを視聴するという使い方はできません(有料会員になる必要があります)。

P2PもサポートされないのでBitTorrentには不向きです。

メリット
  • データ通信量に制限がない
  • プライバシー面で有利
デメリット
  • 通信速度に制限が入る
  • 動画視聴はできない

2:PrivadoVPN Free

公式サイト:https://privadovpn.com

PrivadoVPN Freeは通信速度は遅いのですがP2Pやストリーミングの制限がありません。この点ではProtonVPNよりも有利です。

月間10GBまでのデータ通信量制限がありますが、BitTorrentや動画視聴をしない限り多くの方にとって十分でしょう。

メリット
  • BitTorrentで制限が入らない
  • 動画視聴で制限が入らない
デメリット
  • 通信速度が遅い
  • 月間10GBのデータ通信量制限

3:HotspotShield Free VPN

公式サイト:https://www.hotspotshield.com

HotspotShield Free VPNは1日に利用できるデータ通信量が500MBに制限されます。そのためBitTorrentやストリーミングには不向きです。また、利用できるロケーション(サーバー設置国)は1つだけです。

それを除けばプレミアム機能をすべて使えるのでライトユーザーにはおすすめできます。

メリット
  • 通信速度が速い
  • プレミアム機能のほぼ全て利用できる
デメリット
  • 利用できるサーバーは1つだけ
  • 1日500MBのデータ通信量制限

4:Hide.me

公式サイト:https://hide.me

Hide.meは利用できるロケーションは5つに限定されますが(有料会員は50以上)、通信速度の制限がありません。

そのかわり月間10GBまでのデータ通信量制限があります。また、利用できるデバイスは1つに限定されます。

BitTorrentにも対応しており無料サービスとして優秀なサービスです。

メリット
  • プライバシーに強い
  • 通信速度に制限が入らない
デメリット
  • 利用できるデバイスは1つだけ
  • 月間10GBのデータ通信量制限

5:Windscrie free

公式サイト:https://windscribe.com

Windscrie freeは標準で月間2GBまでのデータ通信量に制限されますが、メールアドレスを提供すると月間10GBまで制限が引き上げられます。

Netflixに対応している点は評価できます。ただし利用できるロケーションは無料版ではイギリス、香港、ドイツ、カナダ、トルコ、アメリカのみです。また、無料版は通信速度が一定しないため快適に動画視聴できるとは限りません。

メリット
  • 最大月間10GBまで通信可能
  • Netflix対応(ロケーションに注意)
デメリット
  • 通信速度が不安定
  • VPN接続できるまで時間がかかる

6:TunnelBear

公式サイト:https://www.tunnelbear.com

TnunnelBearはMcAfeeに買収されたVPNサービスです。

利用できるサーバー数は有料会員と変わりませんが、月間のデータ通信量が500MBという制限があるため非常に使いづらい印象です。1日あたりの利用目安が20MB未満ですから、日常で使うのは厳しいでしょう。

メリット
  • McAfeeが運営している安心感
  • 利用可能なサーバーの制限がない
デメリット
  • 月間500MBまでのデータ通信量制限

7:Speedify

公式サイト:https://speedify.com

Speedifyは通信速度が速く利用できるロケーションに制限がありません。ただしデータ通信量が月間2GBに制限されるため日常的な使い方では物足りないかも知れません。

それを除けばSpeedifyは使いやすいサービスです。

メリット
  • 通信速度が速い
  • 有料版とロケーション数に変わりがない
デメリット
  • 月間2GBまでのデータ通信量制限

無料のVPNサービスを利用するべきか?

この質問は非常に難しいです。というのも、利用目的によって答えが変わるためです。

もしもあなたが外出先で信用できないフリーWi-Fiを使う際、安心してインターネット接続したいという場合は無料VPNでも十分でしょう。

しかし匿名でBitTorrentを使いたい、海外からNetflixなどの動画を見たいという場合は無料VPNでは満足できないと思います。特に動画視聴では通信速度とロケーションが重要ですが、無料のVPNサービスでは通信速度が遅い場合が多く、ロケーションも選択の幅が狭いという欠点があります。

たとえばアメリカから日本のNetflixを視聴するには日本のVPNサーバーが必要ですが、無料のVPNサービスで日本のVPNサーバーが利用できるものはほとんどないでしょう。

ですからBitTorrentや動画視聴を目的としている場合はNordVPNのような人気のあるVPNサービスをおすすめします。

また、無料のVPNサービスは使い勝手が良いとは言えないものが多いので、快適にVPNを使いたいという場合は最初から有料サービスを利用した方が良いでしょう。有料サービスには30日間無料で利用できるものが多いので、まずは30日間試してみて、継続して利用する価値があるのか判断すると良いでしょう。

有料VPNサービスの価格が気になる方はVPNサービスの最新価格情報をご覧ください。おすすめのVPNサービスをご紹介しています。

匿名性を求める場合は無料VPNは不向き

匿名性の高いVPNサービスは無料プランを用意していません。たとえばNordVPNExpressVPNは匿名VPNの代表格ですが、無料プランはありません。

その代わり30日間の返金保証があるため、30日間であれば無料で試すことができます。

匿名VPNは運営に多くの費用がかかるため、無料でのサービス提供はできません。

ProtonVPNを例に無料で匿名VPNが利用できるという主張もありますが、それは誤解です。ProtonVPNは匿名VPNではありません。ProtonVPNは裁判所命令があれば利用者情報を提供するので注意してください。

VPNに匿名性を求める方は匿名VPNを利用した方が良いでしょう。おすすめVPNをご紹介しているので興味のある方は参考にしてみてください。

無料のVPNサービスは危険か?

無料VPNサービスに関する批判の多くはプライバシーの侵害です。

たとえばGooglePlayストアでダウンロードできる無料VPNアプリの40%以上が個人情報を漏洩しているという報告があります。

参考:40% of free Android VPN apps leak data | ProPrivacy Report

無料で利用できるVPNサービスは「なぜ無料なのか?」ということを常に考える必要があります。無料でサービスを提供できるビジネスモデルは何なのか?それが不明な場合は利用を控える必要があります。

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